
カイロ:エジプト国営メディアは水曜日、エジプト治安筋の情報として、「ガザ地区への国際援助物資搬入のため、パレスチナのラファ検問所を開放するための調整が進められている」と報じた。
イスラエルとハマスが停戦合意に達したとのニュースを受け、エジプトは「ガザ地区に可能な限りの援助物資を搬入する準備を進めている」と、国営紙アルアハラムが報じた。
同紙は、国家情報機関と密接な関係にあるアル・カハラ・ニュースの報道を引用した。
仲介者によると、イスラエルとハマスは水曜日に停戦とガザ地区で拘束されている人質の解放に合意したが、イスラエルは最終的な問題点について解決する必要があると警告した。
仲介者であるカタール、エジプト、米国が合意を固めるための努力を強化する中、戦闘を終わらせるための圧力はここ数日で高まっていた。
ラファ検問所は、イスラエル軍が同地域を占領し、パレスチナ側の検問所を閉鎖した5月以来閉鎖されている。
エジプトは、検問所のパレスチナ当局による管理のみを承認するとしている。
水曜付のアル・カハラ・ニュースは、枠組み合意は相互に関連する3つの段階から成ると伝えている。
第1段階は42日間続き、双方の軍事作戦の一時停止が含まれる。
また、イスラエル軍は人口密集地から撤退し、ガザ国境に向かって後退し、イスラエルの戦闘機と偵察機による毎日10時間の空中飛行を一時的に停止することが求められる。
AFP