
ブリュッセル: 欧州連合(EU)のカジャ・カラス外交政策委員長が金曜日に明らかにしたところによると、EUは、パレスチナ自治区の重要な出入国地点であるラファ検問所で、ガザとエジプトを結ぶ国境を監視する民間ミッションを再開した。
カラス外相が金曜日に発表したところによると、EU国境支援団(EUBAM)が、イスラエルとガザを管理するハマスの停戦合意を支援する上で「決定的な役割」を果たすことができるという点で、加盟国の外相の間で大筋の合意が得られたという。
「EUの民間国境支援ミッションは、パレスチナとイスラエルの要請により、本日、ラファ検問所に派遣される。このミッションは、パレスチナの国境警備隊員を支援し、医療を必要とする人々を含む、ガザからの個人の移送を可能にする」とXに投稿した。
パレスチナとハマスの当局者によると、同検問所は今後、パレスチナ自治政府のメンバーとヨーロッパの監視員によって運営されるという。
負傷した武装勢力50人と負傷した民間人50人、そしてその付き添い人のために開放され、さらに100人(おそらく学生)が人道的な理由で通行を許可されるという。
同検問所の監視を支援するEUの民間ミッションは2005年に活動を開始したが、ハマスによるガザ地区の占領の結果、2007年6月に中断された。
待機中のミッションには、10人の国際スタッフと8人の現地スタッフがいた。
イタリアは、すでに派遣されている2人のイタリア人に加え、7人の準軍事組織カラビニエリを派遣すると発表している。
ロイター