
カイロ:イスラエルが停戦第一段階の6週間の延長を要求したため、ガザでのもろい停戦は金曜日に糸が切れたような状態になった。
ハマスが33人のイスラエル人質を解放し、2000人以上のパレスチナ人囚人がイスラエルの刑務所から解放され、イスラエル軍がガザから部分的に撤退した42日間の停戦第一段階は、土曜日に終了する。
第2段階(残りの人質全員の解放とイスラエルによるパレスチナ自治区からの完全撤退)に関する協議は先月開始されるはずだったが、エジプト安全保障筋は金曜日に、カイロにいるイスラエルの交渉担当者が第1段階の42日間の延長を主張していると述べた。
ハマス側はこの延長に反対し、当初の合意通り第二段階への移行を主張している。「われわれは国際社会に対し、占領軍に対し、いかなる遅延もなく直ちに合意の第二段階に入るよう圧力をかけるよう要請する」と金曜日に述べた。
パレスチナのバーセン・アガベキアン外相も金曜日に、停戦段階を当初の計画通りに進めてほしいと述べた。「ガザの誰もが戦争に戻りたいとは思わないだろう」と彼女は語った。
しかし、ガザの将来についてのコンセンサスは得られていない。この不確実性が、永続的な解決のための交渉努力を複雑にしている。
木曜日未明に行われた人質と囚人の交換は、停戦の初期段階における最後の交換だった。
ハマスが4人のイスラエル人の遺体を返還し、643人のパレスチナ人がイスラエルの刑務所から解放された。多くのパレスチナ人が金曜日、ガザ南部のハーン・ユーニスの病院で治療を待っていた。
釈放された囚人の中には、40年以上を獄中で過ごしたパレスチナ人囚人の中で最も長く服役しているナエル・バルグーティ氏もいた。もう一人の釈放された囚人、ヤヤ・シュライデ氏は言った: 「我々は地獄にいたが、地獄から抜け出した」
ロイター – AFP