• イスラエル国防大臣、イスラエルは戦争の目的を達成するつもりだと繰り返した
• 「イスラエル国防軍は現在、あらゆる分野で決定的な勝利を目指して活動している」と述べた

エルサレム：イスラエル軍は金曜日、ハマスが戦争の完全終結を求める要求を満たしていないとして、イスラエルの停戦提案を拒否した数時間後に、ガザ地区全域で約 40 の目標を空爆したと発表した。

イスラエル軍は先月、ガザでの戦闘をほぼ停止させていた 2 ヶ月間の停戦を打ち切り、それ以来、ハマスに人質の解放と武装解除を迫るため、北と南から侵攻し、ガザの 3 分の 1 近くを占領している。

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相の事務所は、同首相が土曜日の夕方に特別声明を発表すると発表したが、その内容については明らかにしなかった。

パレスチナ保健当局は、金曜日の空爆で少なくとも43人が死亡したと発表し、3月にイスラエルが空爆を再開して以来の死者数は1,600人を超えたと述べた。

軍は、ラファの南部の都市ラファ近郊のシャブラーとテル・アル・スルタン地区、およびガザ北部のガザ市東部の広範な地域で部隊が活動していると述べた。

エジプトの仲介者は、イスラエルが空爆を再開し、地上部隊をガザに再派遣したことで破綻した 1 月の停戦合意の復活を試みているが、両者が根本的な問題について妥協に近づいている兆しはほとんど見られない。

木曜日遅く、ハマスガザ地区指導者のハリル・アル・ハヤ氏は、戦争の終結とガザの再建と引き換えに、残りの 59 人の人質全員をイスラエルで投獄されているパレスチナ人と交換する用意があると述べた。

でも、ハマスに武器の放棄を求めるイスラエルの提案は「無理な条件」だと一蹴した。

イスラエルはアル・ハヤ氏のコメントに対して正式な反応は示してないが、閣僚たちは、ハマスは完全に武装解除され、ガザの将来的な統治には一切関与できないと繰り返し言ってる。

金曜日にイスラエル・カッツ国防大臣は、イスラエルは戦争の目的を達成するつもりだと繰り返した。

同大臣は声明で、「イスラエル国防軍は現在、あらゆる分野での決定的な勝利、人質の解放、ガザにおけるハマス勢力の打倒に向けて取り組んでいる」と述べた。

エジプトの仲介者を通じて提示した停戦提案には、戦争の最終的な解決に関する協議は含まれているが、確固たる合意は含まれていない。

カッツ大臣は今週、和解が成立した後も、ガザの奥深くまで入り込み、ガザを2つに分割している国境周辺の緩衝地帯に軍隊を駐留させ続けると述べた。

ロイター