
アラブニュース
リヤド: 国連のマーチン・グリフィス・イエメン担当特使は木曜日、最近の同国における停戦の延長についてアラブ連合に感謝した。
グリフィス特使は国連安全保障理事会に対し、イエメン政府と他の当事者間の交渉、特に停戦に関して「大幅な進展」が見られるが、人道的および経済的解決策に関しては両者の間に違いが残っていると述べた。
彼はまた、双方の建設的な努力にもかかわらず、イエメンの人々が「遅いペースに不満を抱くのもうなずける」とし、交渉が「速やかに成功裏に終了する」ことを望んでいると語った。
グリフィス氏はまた、イエメン南部の南部暫定評議会(STC)の宣言および同評議会がアデンの地方機関に対し彼らに応じるように取った措置を警戒していると述べた。
彼はイエメン南部の状況を「非常に憂慮すべきもの」と呼び、イエメン政府とSTCに対しリヤド合意を「緊急に」実施するよう要請した。
イエメン政府は今週初め、最近の反フーシ派の同盟国間の1か月近くにわたる膠着状態が続く中、政府軍は南部の部隊による「武装反乱」に直面するだろうと述べている。4月25日、STCは自治に移行するための計画を宣言した。
グリフィス氏は、イエメンの女性たちがとっている積極的な取り組みを強調した。
「イエメンの女性はリーダーシップと積極的行動を示し、停戦の呼びかけを始め、囚人の釈放と民間人の支援を求めてきました。私は、国民対話の結果に沿って、双方の当事者が交渉の代表団と意思決定に女性を含めるという呼びかけを繰り返し述べています。」と彼は語った。
グリフィス氏は、最近イエメンのジャーナリストに言い渡された死刑判決を懸念しており、拘留されたジャーナリストの即時釈放を要求するよう呼びかけを行ったと述べている。
イエメンのマイーン・アブドゥルマリク・サイード首相は水曜日、安全保障理事会の常任理事国の5人の大使と会談し、最新の安全保障上の進展状況およびコロナウイルスのパンデミックに一丸となって対処するために平和をもたらす取り組みについて話し合った。