
サヌア:イエメンのフーシ派が支配する首都サヌアの空港に対するイスラエルの攻撃により、ターミナルビルが破壊され、5億ドルの損害が生じたと、同空港のディレクターが水曜日にフーシ派のメディアに語った。
同空港のディレクターは、イスラエルの攻撃で「深刻な損害」を受けたため、追って通告するまですべてのフライトを停止すると、Xの声明で先に述べた。
今回の空爆は、日曜日にフーシ派のミサイルがテルアビブのベングリオン空港の近くにクレーターを作った後に行われた。
「イスラエルのサヌア空港への攻撃により、約5億ドルの損失が生じた」とフーシ派の総責任者ハレド・アルシャイフ氏はフーシ派のアルマシラテレビに語った。
「敵はサヌア空港のターミナルを破壊し、すべての機器や装置を破壊した」
イエメニア航空は3機を失い、合計6機が破壊されたと付け加えた。
「空港を一時的に再開する選択肢はあるが、復旧と運航再開には長い時間が必要だ」
火曜日、フーシ派とアメリカは紅海での航行の自由を確保する停戦に合意したと、仲介者のオマーンが発表した。
しかし、発表された協定ではイスラエルについては触れられておらず、反体制派は火曜日の攻撃に応じると宣言している。
フーシ派は2023年後半から紅海とアデン湾でイスラエルと商船を攻撃しており、ガザ紛争が激化する中、パレスチナ人と連帯して行動していると述べている。
フーシ派は、ガザ紛争における最近の2ヶ月間の停戦中、攻撃を一時停止していた。
3月には、イスラエルによるガザ地区への援助封鎖をめぐり、海運への攻撃を再開すると脅し、米軍の反撃を引き起こした。
AFP