
ロンドン:パレスチナのアル=シェイク副大統領はドーハで、カタールのシェイク・ムハンマド・ビン・アブドゥルラフマン・ビン・ジャシム・アル=サーニー首相兼外相と、ガザ地区とヨルダン川西岸地区の最新情勢について協議した。
パレスチナ通信が伝えたところによると、アル=シェイク氏は、ガザに対するパレスチナの姿勢について語り、パレスチナ自治政府が市民と治安の責任を担うことができるよう、イスラエル軍のガザからの完全撤退を求めた。
関係者は、バグダッドで開催されるアラブ連盟首脳会議の準備状況や、今週予定されているドナルド・トランプ米大統領のアラブ首脳会議訪問について確認した。
アル=シェイク氏はまた、ヨルダン川西岸地区の最新情勢についてカタール政府高官に説明し、停戦とガザへの人道援助の即時提供が緊急に必要であることを強調した。
カタールの首相は、パレスチナの大義に対する同国の強い支持を再確認し、国際法とパレスチナ国家の樹立の重要性を強調した、とWAFA通信は付け加えた。
アル=シェイク氏は、4月にパレスチナ解放機構執行委員会の副議長に選出された後、パレスチナ自治政府のマフムード・アッバース議長によって副大統領に任命された。
彼は先週、就任後初の地域訪問で、リヤドでサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子とファイサル・ビン・ファルハーン外相に会った。