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レバノン政府筋:パレスチナ人キャンプの武装解除、6月中旬に開始へ

2025年5月20日、ベイルート南郊のパレスチナ難民キャンプ「ブルジ・アル・バラジネ」の狭い路地で、殺害されたパレスチナ・ハマス運動の政治責任者イスマイル・ハニヤの肖像画の前を歩く人々。(AFP=時事)
2025年5月20日、ベイルート南郊のパレスチナ難民キャンプ「ブルジ・アル・バラジネ」の狭い路地で、殺害されたパレスチナ・ハマス運動の政治責任者イスマイル・ハニヤの肖像画の前を歩く人々。(AFP=時事)
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24 May 2025 12:05:32 GMT9
24 May 2025 12:05:32 GMT9
  • レバノン側とパレスチナ側は、「6月中旬からキャンプから武器を撤去する」計画を開始することで合意した。
  • 長年の慣例により、レバノン軍はパレスチナ人キャンプには立ち入らない。

ベイルート:  レバノンのパレスチナ人キャンプでは、来月から武装解除が開始される予定だと、レバノン政府関係者がAFP通信に語った。

レバノン側とパレスチナ側は、6月中旬にベイルートのキャンプから武器を撤去する計画を開始することで合意した。

長年の慣例により、レバノン軍はパレスチナ人キャンプ(アッバースのファタハ運動、過激派組織ハマス、その他の武装集団が存在する)には立ち入らず、各派閥に警備を任せている。

アッバース氏は水曜日からベイルートに滞在し、パレスチナ難民キャンプの武装解除について協議している。

水曜日に発表されたレバノン・パレスチナ合同委員会の初会合では、キャンプ内の状況をフォローアップするための合意がなされた。

会議にはレバノンのナワフ・サラム首相も出席した。

首相官邸が発表した委員会の声明によると、「パレスチナ難民の経済的・社会的権利を強化するための実際的な措置を伴う、具体的なスケジュールに従って、武器の引き渡しプロセスを開始する」ことに合意したという。

国連機関UNRWAによれば、レバノンは約22万2000人のパレスチナ難民を受け入れており、その多くは12の過密な公式キャンプに住んでいる。

その多くは、1948年のイスラエル建国時に自分たちの土地から逃れた、あるいは追放されたパレスチナ人の子孫である。

彼らはレバノンにおいて、雇用を含む様々な法的制限に直面している。

AFP

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