• 即応支援部隊（RSF）は、3国間の「戦略的三角地帯」を占領したと発表した。
• 軍は、リビア東部司令官ハリファ・ハフタルがRSFと共に国境を越えた攻撃を開始したと非難している。

ハルツーム：スーダンの準軍事組織即応支援部隊（RSF）は水曜日、エジプトとリビアとの国境にある戦略的地帯を占領したと発表した。

この発表は、軍がリビア東部司令官ハリファ・ハフタルに忠誠を誓う勢力がRSFと共に国境を越えた攻撃を開始したと非難した翌日に行われた。

「侵略を撃退するための防衛態勢の一環として、わが軍は本日、スーダン、エジプト、リビアの国境を見下ろす三角地帯から避難した」と軍のナビル・アブダラ報道官は声明で述べた。

2023年4月以来、スーダンの戦争は、アブドゥルファッター・アル・ブルハン陸軍長官と、RSFを率いるかつての盟友モハメド・ハムダン・ダガロとの間で行われている。

水曜日の声明で、RSFは戦闘員が「戦略的三角地帯を解放した」と述べ、陸軍部隊は「大きな損害を被った後」南へ退却したと付け加えた。

軍は火曜日、ハフタル軍がRSFと連携してスーダンの国境を攻撃したと発表した。

戦争はスーダンを事実上二分しており、軍が中央部、東部、北部を、民兵とその同盟がダルフールのほぼ全域と南部の一部を支配している。

戦闘によって数万人が死亡し、海外に逃れた400万人を含む1300万人が避難し、国連が世界最悪の人道危機と呼ぶ事態を引き起こしている。

ダルフール西部と南部のコルドファン地方では暴力がエスカレートし続けている。

AFP