
エルサレム:イスラエル軍は土曜日、レバノン南部のナクーラ近郊にあるヒズボラの「インフラ施設」を海軍が攻撃したと発表した。これは、イスラエル外相がレバノンの武装組織に対して、イランとイスラエルの戦争への介入を警告した翌日のことだった。
軍は声明で、「昨夜、イスラエル海軍艦艇が、レバノン南部のナクーラ地区にあるヒズボラの『ラドワン部隊』のテロインフラ施設を攻撃した」と発表した。
軍は、「この施設がヒズボラによってイスラエル市民に対するテロ攻撃を推進するために使用されていた」と述べた。
土曜日に発表した別の声明で、軍は、両国間の停戦が続く中、前日にレバノン南部でヒズボラの戦闘員を「攻撃し、排除した」と述べた。
公式の国家通信社を通じて発表された声明で、レバノン保健省は金曜日の夜、同じレバノン南部の村で「イスラエルの敵のドローンによる攻撃」で1人が死亡したと発表した。
11月の停戦は、2023年10月7日にイスラエルを攻撃したパレスチナの同盟国であるハマスに連帯して、イスラエル北部に越境攻撃を行い、数ヶ月にわたる死者を伴う敵対行為を引き起こしたイスラエルとヒズボラ間の敵対行為を終わらせることを目的としていた。
停戦の一環としてヒズボラのインフラを解体しているレバノン軍は、6 月初めに、イスラエル軍による継続的な停戦違反と停戦監視メカニズムへの「協力拒否」は、「(レバノン)軍が現場検査の協力を凍結する」きっかけとなる可能性があると述べた。
AFP