
ガザ地区、デイル・アル・バラ:病院関係者によると、イスラエルの空爆により、ガザ地区で少なくとも 28 人のパレスチナ人が死亡、うち 4 人は子供だという。
アルアクサ病院によると、イスラエル軍が金曜日の夜遅くからガザ中心部のデイル・アル・バラを空爆し、少なくとも 13 人が死亡、その中には 4 人の子供と 2 人の女性も含まれている。ナーセル病院によると、ガソリンスタンド付近での空爆でさらに 4 人が死亡、ガザ南部のハーン・ユーニスでもイスラエル軍の空爆により 15 人が死亡した。
イスラエル軍は声明で、過去 48 時間に、過激派、仕掛け爆弾が仕掛けられた建造物、武器貯蔵施設、対戦車ミサイル発射台、狙撃手陣地、トンネル、その他のハマス関連施設など、ガザ地区内の約 250 の目標を攻撃したと発表した。軍は、民間人の死亡について AP 通信のコメント要請に即座に回答しなかった。
ハマス主導の過激派は、2023年10月7日のイスラエル攻撃で、約1,200人を殺害、251人を拉致した。そのうちの半分以下は、停戦協定やその他の取り決めにより解放されたが、50人は依然として人質として拘束されており、その半数はすでに死亡していると考えられている。
ガザ保健省によると、イスラエルの攻撃により 57,000 人以上のパレスチナ人が死亡し、その半数以上は女性と子供だ。ガザのハマス政権下の同省は、その集計において民間人と戦闘員を区別していない。国連およびその他の国際機関は、同省の数字を戦争による死傷者に関する最も信頼性の高い統計と見なしている。
ドナルド・トランプ米大統領は、より多くの人質の解放と、戦争の終結につながる新たな停戦合意に近づいていると述べた。しかし、今週 2 日間にわたるイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相との会談では、突破口の兆しは見られなかった。
AP