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中東諸国の外相、シリアの安全・安定・主権への支持を確認

サウジアラビア王国の、ファイサル・ビン・ファルハーン外務大臣。(ファイル/SPA)
サウジアラビア王国の、ファイサル・ビン・ファルハーン外務大臣。(ファイル/SPA)
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18 Jul 2025 12:07:19 GMT9
18 Jul 2025 12:07:19 GMT9
  • 外相は、スワイダ県におけるシリア国民に対する侵害の関係者全員の責任を問う、というシリア大統領のコミットメントを歓迎した。

アラブニュース

リヤド:サウジアラビアを含む、中東諸国の外相は木曜日に発表した共同声明の中で、シリアの安全・統一・安定・主権への支持を確認した。

王国のファイサル・ビン・ファルハーン外相とヨルダン、UAE、カタール、バーレーン、イラク、オマーン、クウェート、レバノン、エジプト、トルコの外相は、この2日間、シリアの情勢について集中的な協議を行った。

会談の目的は、シリアの安全・統一・安定・主権、すべての国民の権利を保証する基盤の上にシリアを再建しようとするシリア政府を支援するために、統一的な立場を打ち出し、その努力を調整することであった。

ファイサル外相は木曜日、マルコ・ルビオ米国務長官と会談し、シリアの独立と主権を尊重することの重要性、シリア領内へのイスラエルの侵略を停止する必要性、そしてシリア政府の全領土にわたる治安確立と法の支配を維持するための措置を支援する重要性を強調した。

同外相は、スワイダ県における危機を終結させるための停戦合意を歓迎し、シリアの統一、および市民の保護、ならびに法の支配の確保のため、その実施の必要性を強調した。

また、スワイダ県におけるシリア国民に対する侵害の、関係者全員の責任を問うという、シリアのアフマド・アル=シャラア大統領のコミットメントを歓迎し、スワイダ県とシリア全土における、治安と法の支配を確立するため、あらゆる努力への支持を表明した。

また、イスラエルによるシリアへの度重なる攻撃を非難し、拒否し、それらは国際法の明白な違反であり、シリアの安全・統一・安定を不安定にし、国民の希望と選択を実現する、新しいシリアを建設する政府の努力を損なう、シリアの主権に対するあからさまな攻撃であると述べた。

両者は、シリアの安全と安定は地域の安全と安定の柱であり、共通の優先事項であると付け加え、国際社会に対し、シリア政府の復興プロセスを支援するよう呼びかけ、安全保障理事会に対し、イスラエルのシリア占領地からの完全撤退、イスラエルによるシリアに対するすべての敵対行為と内政干渉の停止、決議2766と1974年の離脱協定の履行を確実にするため、法的・道義的責任を負うよう求めた。

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