
ドバイ首長国はパンデミックへの対処に成功し、徐々に活動を再開しながら、「正しい方向に向かっている」。
アラブニュース
ドバイ:ドバイ政府職員の半数は30日に仕事に戻ることが可能で、残りの半数は6月14日に復帰できるだろうと、同首長国の政府が27日に発表した。
しかし、仕事への復帰は、職員を保護するために「さらに強化した予防策」を講じて行われると、シェイク・ハムダン・ビン・モハメッド皇太子は述べた。
また、「将来への投資が思ったよりも早く成果をあげた」と、彼はツイッターで述べた。「私たちが正しい方向に向かっていると分かり、心強く思う。」
小売業、娯楽、スポーツ、フィットネス産業など多くの事業がすでに活動再開を許されている。ドバイは25日に、移動制限を緩和し27日から午前6時から午後11時まで人々は自由に移動できるようになると発表した。
また、シェイク・ハムダン皇太子は、「予防策や移動制限が実施されたにもかかわらず、重要なサービスは何も影響を受けなかった」と述べ、ドバイ政府の危機対策を評価した。
UAE(アラブ首長国連邦)は26日現在、コロナウイルス感染者数を31,086人と報告しており、感染者の半数以上は回復している。同国の死者数は現在253人となっている。