
テヘラン:土曜日にイランの最高指導者は、コロナウイルスが抑制されず蔓延すると国の経済問題は悪化するだろうと警告し、最初の封じ込めの勢いが以来「下火になっている」と語った。
イスラム共和国は、2月にシーア派の聖都市ゴムで最初の感染者を報告して以来、COVID-19蔓延抑制に苦心してきた。
3月に必要不可欠ではないビジネスを閉鎖、学校を休校し、公共イベントを中止したが、政府は制裁を受けた経済の再開を試みるために4月から徐々に規制緩和した。
イラクの最高指導者、アヤトラ・アリ・ハメネイ氏は、「コロナウイルスによって起こる経済問題を防ぐために何かするべきなのは確かである」と述べた。
同氏の公式ウェブサイトによると、「しかし、不行届きがあったり大幅な感染拡大の場合、経済問題も増えるだろう」と司法当局との会談で述べた。
アナリストによると、最近の一時的な経済閉鎖、国境閉鎖、非石油輸出の停止により、イランリアルは米ドルに対し安値に急落した。
イランの経済問題は、ドナルド・トランプ大統領が画期的核合意から米国を撤退させ、重要な石油事業と銀行関係を標的にイスラム共和国に制裁を課した2018年以降悪化している。
イラン保健省の広報担当者は、過去24時間で2,456人の新たなCOVID-19感染者が発生し、国内感染者が220,180人に増加したと述べた。
シマ・サダット・ラリ氏はテレビでの発表で、感染者の125人が同時期に死亡し、全体の死亡者数は10,364人に達したと付け加えた
「医療従事者の犠牲、ボランティアグループによる努力、そして人々による全体的協力により、イランは蔓延抑制の世界的成功国となった」とハメネイ氏は語った。
「しかし、それは流行初期のことで、残念ながら、その勢いと努力は一部の人々と当局の間で下火になっている」と氏は付け加えた。
公式統計は、イランが1日あたりに確認された感染者数で2か月ぶりの低値を記録した5月上旬以降、新たに確認された感染者数の曲線が上昇していることを示す。
イランは、ウイルス蔓延抑制のために人々に強制的ロックダウンを課すことを控えたが、強制的なマスク着用を求めた。
AFP