
アラブニュース
ロンドン:米国はイランがヒズボラに原油を売却するのを阻止しようとしていると、マイク・ポンペオ国務長官が2日に語った。
米国は「テロ組織」ヒズボラに対抗する活動をしており、レバノンがイランに従属しない国になるよう支援しているとポンペオは付け加えた。
イランから支援、武装、資金の提供を受けているヒズボラは、米国をはじめとする多くの国からテロ組織に指定されている。
同組織は現在、レバノンの政治を支配しており、ハッサン・ディアブ首相の政権を支持している。
ヒズボラの最高指導者、ハッサン・ナスララは火曜日、同組織が通貨の急落圧力を緩和するため、レバノン・ポンドと引き換えに、イランから石油精製品の供給を受けることについて政府と協議していると述べた。 レバノン・ポンドは10月以降、同国の経済危機が悪化したことを受け、その価値の80%を失っている。
国務長官はまた、国連安全保障理事会に対し、イランに対する武器禁輸を延長するよう促し、米軍とその協力部隊が先月、イエメンのフーチスに武器を運ぶ船を押収したと述べた。
「安保理は、この地域での更なる紛争を防ぐため、イランに対する武器禁輸を延長しなければならない」とポンペオ国務長官は国務省の記者会見で述べた。
「真剣に考えれば、イランが平和的な目的のために受け取った武器を使用するとは考えられません」
ポンペオは、イランがフーシ派に武器を供給し続けていると付け加えた。