
アラブニュース
ドバイ:主に石油・ガス業界で働くイランの労働者たちがデモ行進を行い、未払い給料の支払いと職階法の施行を求めたと、現地メディアのラジオ・ファルダーが伝えた。
労働者ストはイラン南部のアバダン、パリジャン、およびケシュムの製油所、ラーメルド石油化学コンビナート、並びに南パルス油田で行われた。
ケシュム製油所の労働者たちは、雇用主が規定通りに給料を支払わないと述べた。製油所の役員の1人は、労働者は賃上げを要求しており、未払い給料に関しては問題ないと述べている。
イランではここ数年、給料や手当の未払いが従業員にとって深刻な問題になっていた。このことが、石油埋蔵量の豊富なフーゼスターン州のハフト・タッペ・サトウキビ産業団地を含むイラン全土での労働者抗議運動を引き起こした。
サトウキビ労働者はここ数年、未払い給料の支払いを訴え、会社が所有権を公的部門や労働者自身に返還するように要求してきた。
この工業団地の外で行われている労働者によるスト活動は、土曜で48日目を迎えた。
イランでは労働者抗議運動に参加した者は逮捕される。ハフト・タッペ工業団地では多数の労働者が拘束され、長期懲役刑が宣告されている。