
スイス、チューリッヒ:国連世界食糧計画(WFP)は8月7日、パン屋や製粉所向けに小麦を支援しレバノン国民を救済する計画があると発表した。首都ベイルートの主要港が大規模爆発で壊滅的被害を受け、国中に食糧不足がまん延しているからだ。
「WFPでは爆発事故により港が被害にあい、食糧問題がさらに悪化することを懸念している。そもそもレバノンの深刻な金融危機とコロナ禍により悪化していた」とジュネーブで開かれる国連ブリーフィング用に準備した覚書の中で女性報道官が書いている。さらに食糧セットを何千もの家庭に届けることになるという。
「WFPはさらに、レバノンに対しサプライチェーン管理、後方支援、ノウハウを提供する用意がある」と書かれている。
ロイター