

アラブニュース
ドバイ/エルサレム:アラブ首長国連邦(UAE)の国営通信社WAMの報道によると、UAEとイスラエルのエネルギー大臣は水曜日のビデオ通話で、ヨーロッパへの天然ガス輸出を含む、潜在的な協力と投資の機会について議論した、
声明によると、UAEがグリーンエネルギーへのシフトを計画する中、両大臣は、エネルギー、インフラ、石油、ガス、再生可能エネルギーへの潜在的な投資機会について議論したという。
ビデオ会議の中で、UAEのスハイル・アル・マズルイ エネルギー・インフラ大臣は、「生産と消費の側面と地球環境への義務とのバランスをとり、すべての分野で成長のための快適な経済環境を確保する国内初の統一エネルギー計画であるUAEエネルギー戦略2050を見直しました」と語った。
両者は、エネルギーやサイバーセキュリティ分野の先端技術企業にも焦点を当てた。
イスラエルとUAEは9月15日、国交樹立のための協定に調印した。イスラエルのユバル・スタインツ エネルギー相はこの協定について声明で、地域のエネルギー開発のための「歴史的な機会」をもたらしたと述べている。
「(UAEのエネルギー大臣と)電力網の接続や、パイプラインを介したヨーロッパへの輸出へ向けた天然ガス市場の開発に協力することや … その他のプロジェクトについて協議した」と、イスラエル側の声明はスタインツを引用した。
スタインツの事務所が発表した声明によると、東地中海からの天然ガス輸出を目指すエジプトを拠点とするエネルギーフォーラムへの参加をUAEに提案したという。
「彼ら(UAE)はこの問題を検討すると語った」とイスラエルの声明は述べている。
エジプト、イスラエル、ギリシャ、キプロス、イタリア、ヨルダンは火曜日、東地中海ガスフォーラム(EMGF)を設立する憲章に署名している。
このグループは、地域のガス掘削権をめぐる欧州連合(EU)加盟国のギリシャとキプロスとの苦い紛争に巻き込まれているトルコの地域のライバルを束ねる。
(ロイター)