
イスタンブール:トルコのタイイップ・エルドアン大統領の政敵であるイスタンブール市長のエクレム・イマモール氏は、上気道感染症の症状が現れた後、午後10時 (19:00 GMT)に入院した。市長にコロナウイルスの陽性反応が出ており、治療を続けている。
世俗主義の共和人民党(CHP)出身のイマモール市長は、2019年6月のやり直し市長選で当選した。この選挙でイマモール市長が勝利したことは、エルドアン大統領と与党の公正発展党に打撃を与えた。
この選挙以来、イマモール市長のイスタンブールとトルコ中央政府との間では、資金調達や新型コロナウイルス流行初期段階の対策をめぐる論争など、緊張関係が散発的に続いている。
ロイター通信