
ワシントン: 米国は月曜日、公人、法人および個人に制裁を科し、シリア大統領バシャール・アサド (Bashar Assad) への支援提供を非難し、それゆえワシントンはアサド政権への資金を断つことを目標とした制裁を科すことを継続した。
この行為は、シリア石油・鉱物資源省を標的にもしており、アサド政権を国連主導の話し合いの場に引き戻し、シリアの10 年近くにわたる戦争終結を調停する、ワシントンの努力のまた別の一連の制裁と位置付けられる。
米国財務省は声明で、シリアやレバノン人に対してと同様、シリア軍人、議会議員、シリア政府法人に制裁を与え、シリアの石油産業の再興の試みを非難した。
「財務省は、アサド体制および体制が指揮する抑圧支持者に経済的圧力を加え続ける決定をした」、と財務長官ステイーブン・ムニューシン (Steven Mnuchin) 氏は声明で述べた。
2011 年の抗議者に対するアサドの締め付けは内戦へと発展し、イランとロシアが政府の後ろ盾となり、米国は反対勢力を支援した。
何百万もの人がシリアから逃れ、それを上回る人々が国内で強制移住させられてきた。
シリアは米国と EU の制裁下となり、国家や多くの会社や個人の資産が凍結されてきた。ワシントンはすでに、アメリカ人によるシリアへの輸出と同地域への投資、および石油や炭化水素製品の取引を禁止している。
ロイター