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ジェッダ:シャイフ・ナワーフ・アル・アフマド・アル・サバーク新首長が9月に就任して以来初の選挙後、クウェートの国民議会は、31人の新顔議員を迎えることになる。
12月5日に結果が発表され、野党候補者が50議席のうちの24議席を獲得し、選挙前の16議席から増加したことが明らかになった。
29人の女性候補は誰も当選できず、たった1人の女性議員も落選したが、45歳未満の候補者が30人いた選挙は、変革を望む若いクウェート人たちに、幸先の良いメッセージを送った。
「新たな国民議会の議員構成に、大きな変化が生じました」と、クウェート人アナリストのエイド・アルマナ氏は語った。
「これは、有権者が前の議会の活動実績に腹を立てており、経済、医療、教育、公共サービスにおいて、変化を望んでいる証拠です」
女性文化社会協会のルルワ・サレー・アル・ムラ会長は、国民議会の新たな若い議員を歓迎したが、女性議員がいなくなったことで落胆していた。
選挙後通常の手続きに従って、サバーハ・アル・サバーハ首相の内閣は辞職した。
シャイフ・ナワーフ首長が首相を任命し、首相が組閣を行い、国民議会は12月5日に開会する。
ほぼ1,400億ドルに相当するクウェート経済は、今年460億ドルの赤字に直面している。
政府の最優先事項は、クウェートが国際債券市場に参入できるようにする法律が、現在暗礁に乗り上げている状態だが、これを通過させることだ。