
ロイター通信、アンカラ
トルコのタイイップ・エルドアン大統領は火曜日、トルコがアメリカとロシアそれぞれと取り決めを交わしたにも関わらず、シリアのクルド人武装勢力YPGはシリア北東部に計画されている「安全地帯」から撤退していないと述べた。
トルコは、トルコ政府がテロ組織扱いしているYPGがシリア北東部に計画中の「安全地帯」から撤退する旨の取り決めをアメリカとロシアそれぞれと交わした。アメリカ政府とロシア政府は武装勢力は撤退済みだとしているが、エルドアン大統領は撤退済みではないと主張している。
エルドアン大統領は、アンカラで自身が所属する公正発展党所属の議員に向けて、トルコが先日の侵攻で標的としたテル・リファート、マンビジ、及びラス・アルアインの東部にYPGの戦闘員が留まっていると述べた。同大統領はまた、アメリカとロシアが約束を守る限り、トルコも取り決めに従うと語った。