
アンカラ:トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は火曜日、EUとの関係を改善したいと述べ、EUからも同様の「善意」を期待していると言った。
今回のエルドアン大統領の発言に先立ち、トルコはここ1年、東地中海、リビア、中東の一部で強引な外交政策をとり、緊張を高めていた。
結果として同国は、ギリシャや欧州の大国であるフランスとの間で特に緊迫関係にあった。
しかし彼は、アンカラの大統領府で参加したEU大使らとのテレビ会議で、非常に厳しい発言のいくつかを軟化させ、和解的な態度をとった。
「我々は関係を軌道に戻す用意がある」と大統領は大使らに述べた。
「欧州の同胞たちにも同様の善意を期待する」
トルコとギリシャは今週、1月25日のイスタンブールでの予備的協議にて海上国境に関する長期にわたる対立について話し合うことで合意した。
不安定な隣国同士であるNATO加盟の両国は、いわゆる「予備的協議」と呼ばれるものを14年間にわたり60回重ねながらも決着せず、2016年に協議が停止していたが、今回の協議はそれ以来初めてのものとなる。
「我々はこの予備的協議が……新時代の前兆となると信じている」とエルドアン大統領は述べた。
彼はまた、フランスのエマニュエル・マクロン大統領と何カ月にもわたる個人的な確執が続いていたが、フランスとのより良い関係を受け入れる用意があるとも述べた。
「我々はフランスとの緊張関係を解消したいと考えている」と彼は言った。
AFP