
エルサレム:イスラエルが同国の領土を経由した新型コロナウイルスワクチンの輸送を承認した後の水曜日、ガザには最初のワクチンが届くと、イスラエルとパレスチナの当局者らが語った。
人口200万人のガザでは、コロナウイルスに5万3000人以上が感染し、538人以上が死亡したと報じられている。パレスチナの当局者は、荷物には1,000人に接種できる量が含まれると語った。
占領地ヨルダン川西岸のパレスチナ自治政府がイスラエル経由でイスラム主義政党ハマスが支配するガザへロシア製のワクチン、スプートニクVを輸送することは、イスラエルの右翼政治家から批判を受けて来た。
パレスチナ当局者らは、イスラエルを非難し、月曜日に予定されていた輸送はキャンセルされたと述べた。
イスラエルのパレスチナ人との連絡事務所COGATとパレスチナ保健省の当局者は水曜日、ワクチンはガザ国境に向かっており、同日中に領土内に入るだろうと語った。
ロイター通信