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イスラエル国防相、貨物船に起きた爆発の背後にはイランがいる

2021年2月28日(日)、アラブ首長国連邦のドバイに到着した後、港のドックに入ったイスラエルが所有する貨物船「ヘリオス・レイ号」。(AP通信)
2021年2月28日(日)、アラブ首長国連邦のドバイに到着した後、港のドックに入ったイスラエルが所有する貨物船「ヘリオス・レイ号」。(AP通信)
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28 Feb 2021 11:02:23 GMT9
28 Feb 2021 11:02:23 GMT9

アラブニュース 

ドバイ:今週オマーン湾でイスラエルが所有する貨物船に起きた爆発の背後にはイランがいる可能性が高いとイスラエルのベニー・ガンツ国防相が述べた。 

オマーン湾で車両を運搬していたMVヘリオス・レイ号は2月25日に爆発の被害を受けた。

「イランに相対的に近い場所に船があったことから、イランの仕業との見方が出ているが、まだ検証が必要だ」とガンツ国防相はイスラエル国営放送カンによるインタビューで語った。

「今のところ最初の評価水準では、現場がイランに近いことや状況を考えるとこれが私の評価だ」とガンツ国防相は付け加え、イランはイスラエルの資産と国民を標的とする意図があることは知られていると述べた。

国営放送カンは、攻撃は「レッドラインを越えた」と話す当局者を引用し、イスラエルの防衛と政治の指導者らは、日曜日に明白な攻撃への対応を議論するだろうと報じた。

爆発で死傷者は出なかったが船の側面に直径1.5メートルの穴が2つ開いた。

AP通信によると、MVヘリオス・レイ号は修理のために日曜日にドバイの港に到着した。

 AP通信の記者は、イスラエルが所有するMVヘリオス・レイ号がドバイの乾ドック施設に入っているのを目撃した。 

ロイター通信は、船が到着すれば「評価ができる」と話すドバイの港湾管理会社DPワールドの広報担当者による声明を引用した。DPワールドは乾ドックを所有・運営しており、乾ドックでは船の修理やメンテナンスが行われている。

イラン当局は同船について公にコメントを出していない。

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