アラブニュース
ドバイ:現地の複数の報道によると、ドバイに滞在している観光客のビザの有効期限が今年3月末まで無料で延長された。
ドバイの日刊新聞であるカレージ・タイムズは、観光客らはオンラインで自身のビザの状態を確認した後、ビザの有効期限が自動的に延長されたと述べた、と日曜日に報じた。
また、カレージ・タイムズによると、旅行代理店が代理で申請した観光客のビザの有効期限についても、自動的に3月31日まで延長されたことが確認された。
入国管理局の情報筋はカレージ・タイムズに対し、失効した1ヶ月と3ヶ月の有効期限の訪問ビザと観光ビザをもつ観光客のビザが延長されたと伝えた。
UAE首相兼ドバイ首長のシェイク・モハメッド・ビン・ラシッド・アルマクトゥーム氏は12月27日、すべての観光客に対し1ヶ月間ビザを無料で延長することを発表していた。
この発表は、新しいより感染力の強い新型コロナウイルスの変異株により、複数の国がロックダウンを行い、渡航制限を課した際に行われた。
また、パキスタンとインドの大使館は、UAE政府は12月28日以前に発給された訪問ビザの有効期限について、3月31日まで延長したとする声明を発表している。
しかし、旅行代理店は、ビザの自動延長はすべての人に適用されない可能性があり、ビザの有効期限を超えて滞在した場合罰金が科されるため、観光客らに対し自身のビザの有効期限を確認するように促している。