
アラブニュース
バグダッド:水曜日にイラク西部の基地に対するロケット攻撃が行われた際、イラクで米国主導の連合軍と契約する民間請負業者1人が心臓発作で死亡した。イラクと西側諸国の治安関係者が明らかにした。
少なくとも10発のロケット弾がアンバール県の広大なアイン・アルアサド空軍基地に着弾した。同基地には米軍・有志連合軍・イラク軍が駐留している。治安関係者は死亡した民間請負業者の国籍を確認できなかった。
攻撃は午前7時20分(グリニッジ標準時4:20)に行われた。有志連合軍の報道官ウェイン・マロット大佐の発言を引用してAFP通信が報じた。
バグダッド作戦司令部の関係者は、複数のロケット弾が同基地から約8キロ離れた場所から発射されたと述べた。
これは今月イラクで行われた2回目のロケット攻撃で、ローマ教皇フランシスコの歴史的なイラク訪問の2日前に起こった。
バグダッドで3年ぶりの大規模な自爆テロが発生し、イラクの一部で治安が悪化しているにもかかわらずローマ教皇は訪問を行う予定となっている。
2月16日にはイラク北部で米軍に対するロケット攻撃があった。この攻撃で民間請負業者1人が死亡し、米軍関係者1人が負傷した。
(ロイター通信・AFP通信)