
アラブニュース
ドバイ:アブダビは、同地域初の空港でのCOVID-19に対する逆転写ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)検査室を開設する予定である。
同検査室は、アブダビ国際空港(AUH)内に設置され、世界中の旅行基準に従い、コロナウイルスの迅速な検査結果を提供する。
「Pure HealthおよびTamouh Healthcareとの提携を通じて、アブダビ国際空港は今後、専用の検査室設備による最新かつ迅速な検査サービスを旅行者に提供できます」とアブダビ空港公社の最高経営責任者、Shareef Hashim Al-Hashmi氏は述べた。
この動きは、世界中の空港が、COVID-19のパンデミックにより大きな影響を受けた航空旅行の需要復活を促進させようと、新たな方法を模索する中で発生した。
「RT-PCR COVID-19検査の導入は、国際的な航空旅行の安全な再開を促進し、航空産業の回復を支援しようと継続的に努力をする中で、画期的な達成となります」とAl-Hashimi氏は述べた。
報道によれば、この4,000平方メートルの検査場は、一日につき2万人以上の旅行者を検査する収容力がある。
第1ターミナルと第3ターミナルを経由してアブダビ国際空港に到着する乗客は、この新しい設備で検査される。検査結果は、90分後にSMS、WhatsApp、Alhosnのモバイルアプリケーションを通じて共有される。
陰性反応を示し、感染リスクが低いと既定された諸国から帰国する予定の人々は、自主隔離をする必要はない。それ以外では、10日間の自主隔離や隔離用リストバンド着用の義務など、隔離における規則が適用され、これは同設備においても取り入れられる。
AUHの運営会社、アブダビ空港公社は、旅行に対する人々の信頼を取り戻すため、同空港での安全機構を早期に実施した。
こうした空港の改善には、タッチレスエレベーターのテクノロジー、顔認証機能を備えた体温スキャナー、殺菌トンネルなどがある。