
モハメド・アブ・ザイド
カイロ:エジプト保健省は、25万人の医療スタッフと対象となる市民に対し、今週末までに新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種を目指していると発表した。
保健人口省の副大臣であり、同省の公式報道官であるハリド・ムジャヒド氏は、ワクチン接種に登録する市民の割合が高い地域でワクチンセンターを拡大することに関心があると述べた。
同省は土曜日、中国のシノファームCOVID-19ワクチン30万回分の贈与を受け取った。
ムジャヒド氏は、その積荷は中国からの贈り物だと述べた。
エジプト政府は、新規感染者数が日々増加する中、COVID-19の第3波に備え始めた。
ムスタファ・マドブーリー首相は、新型コロナウイルス危機管理最高委員会の会議で、来月のラマダン期間中に死亡者数と入院者数が劇的に増加する可能性があると警告した。
保健省の予防医学部門の中央管理責任者であるモハメド・アブデル・ファタ氏によると、先月は毎日550人から650人の新規感染者が発生し、一部の地域ではわずかに増加したという。