
ゴブラン・モハメド
カイロ: 大型コンテナ船「エバーギブン」を浮かすための努力は24時間体制で続けられていると、スエズ運河庁長官のオサマ・ラビー中将が日曜に述べた。
当日は作業の一環として浚渫活動が行われており、その後、潮の状態が適切な時に牽引作戦が実施される。
ラビー長官によれば、浚渫の結果、物資を船底から新たに浚渫されたエリアへ移動したにもかかわらず、27,000立方メートルの砂が18メートルの深さまで掘り出されたという。
浮揚プロセスを支援するため、タグボートによる牽引作業と並行して船首周りの砂を移動させる必要があると、ラビー長官は述べた。同長官によれば、巨大な船の向きを変えるため、現在12隻のタグボートが3方向で作業しているという。船首を2隻のタグボート「バラカ1」と「イザット・アデル」が牽引し、船尾を6隻のタグボートが南向きに押し、その他の4隻が牽引している。
ラビーは、新たに2隻のタグボート「アブデル・ハミド・ユセフ」と「ムスタファ・マフムード」が、ポートサイド造船所での建造後に作戦で使用される予定であると話した。
新たな2隻は同一の技術仕様を備えており、全長35.87メートル、幅12.5メートルで、最高速度は12ノットである。どちらの船も、ドイツ企業フォイト製のプロペラと、日本企業ダイハツ製の船上機械を用いる。