
Saeed Al-Batati
アルムカッラー:フーシ派は血みどろの攻撃を推し進めているため、この48時間以内に少なくとも45人のフーシ派が激戦の中、マアリブ中心市街地近郊で殺されたと、軍当局者がアラブニュースに金曜日語った。
イラン後援のフーシ派は2月、ガス資源豊かな都市マアリブを占拠するために、再び大規模な攻撃を始めた。マアリブはイエメンの北半分における、イエメン政府の最後の砦である。
「戦闘は24時間すべての前線において中断することがなかった」と、イエメン陸軍軍事メディアディレクターのYahiya Al-Hatemi大佐は述べ、フーシ派と協力して戦っていた、数人のレバノン人とイラク人もまたマアリブにて殺されたと付け加えた。
アラブ連合は、イエメン軍と同盟部族をサポートするために、18回以上の襲撃を行い、フーシ派の4つの軍用車両を破壊し、数人の兵士を殺した。
政府軍は、新しいエリアを占拠し、フーシ派の主要供給ルートを封鎖したあと、マアリブ市西部ムラド戦線に向かって前進したとAl-Hatemi大佐は述べた。
最も不安定な戦場であるAl-Kasaraでは、体制支持者の防御を破るためにフーシ派が新たに軍増援部隊を送り出したことから、激戦が突発した。
フーシ派は、地上戦で成果を上げることができず、その戦場軍指揮官を含む多大な死傷者に苦しめられたあとで撤退したと、イエメンの当局者は言った。
政府の推定では、ここ数か月で、多数の軍指揮官を含む2,000人以上のフーシ派が、政府軍との戦闘やアラブ連合の空爆によって、マアリブ州で殺されたと見られている。
また、政府の統計によると、フーシ派の攻撃が開始されてから、数人の軍旅団指揮官と部族指導者を含む1,800人以上の陸軍兵士と部族も殺されたという。
Al-Hatemi大佐は、継続的攻撃の中で配備されたフーシ派の軍隊と軍事設備の少なくとも60%が撃破され、フーシ派の多数の遺体がいまだ戦場に散らばっていると述べた。
「フーシ派の部隊と設備は破壊された。彼らは1インチも前進することができなかった」と Al-Hatemi大佐は述べた。
政府の国内避難民管理組織によると、いくつかの避難民キャンプがフーシ派の爆撃によって空になったことから、2月以来、血まみれの戦闘は24,000人以上の人々を強制退去させたという。
イエメン西方州のホデイダでは、木曜日の夜、反政府側が政府統治エリアに進出し、ホデイダ東部Kilo16エリアで政府軍とフーシ派間の激戦が突発した。戦闘は何時間にもわたって続き、フーシ派は犠牲者に悩まされたあとで撤退したと、統合軍メディアは発表した。
リヤドでは、イエメンのアブド・ラッボ・マンスール・ハーディー大統領が木曜日、イエメンにおけるイランの陰謀に立ち向かう決意を新たにし、血まみれのフーシ派の攻撃を撃退してきたマアリブの陸軍と部族を称賛した。
Ali Mohsen Al-Ahmer副大統領と政府高官らとの会合中、ハーディー大統領は、政府軍がフーシ派に手痛い敗北を負わせていると述べ、アラブ連合のイエメンに対するサポートに感謝の意を示した。
戦況についての会合の要点をまとめた副大統領は、フーシ派が平和への呼びかけを無視したと述べ、イエメンにおけるイランの陰謀を実行しているとしてフーシ派を糾弾した。
進行中のイエメンでの紛争では、国連によると、これまでに100,000人以上の人々が犠牲になっている。この紛争は、フーシ派が権力を握り、イエメンの大統領を自宅軟禁下に置き、それから国中に勢力を拡大した2014年後半に始まった。