
カイロ:エジプトにCOVAXを通じてアストラゼネカ製ワクチン170万回以上分と、中国から中国医薬集団製ワクチン50万回分が到着した。木曜日、保健省が発表した。
保健省によると、4月上旬、エジプトにCOVAXの第1回供給分としてアストラゼネカ製ワクチン854,000回分が到着した。複数回に分けて到着した中国医薬集団製ワクチンも加え、計500万回分を確保した。
エジプトは、中国医薬集団製ワクチン2,000万回分の供給を受けることで合意しているほか、COVAXを通じて450万回分のアストラゼネカ製ワクチンが配分されている。
他社のワクチン「シノヴァク」、「スプートニク」を現地で製造する準備も進めている。
人口1億人あまりのエジプトは新型コロナウイルス感染症の第3波の封じ込めを目指しており、政府は5月21日まで営業時間短縮、大人数の集会の禁止などの規制を行っている。
約270万人がオンラインで保健省にワクチン接種予約を行っている。当局は今月、1日1万人の接種が可能な大型ワクチン接種センターを開設した。
エジプトでは水曜日の時点で14,091人の死亡者を含む240,927人の感染者が確認されている。
ただし、当局や専門家によると、検査率が低く、民間の検査結果が含まれていないため、実際の感染者数は公式発表の数字よりもはるかに多いという。
ロイター