

ナジア・フサリ
ベイルート:レバノンの政党はシリア社会民族党(SSNP)が日曜日にベイルートで行ったデモに強く反発し、レバノンの国会議長は月曜日に挙国一致内閣の必要性を改めて訴えた。
SSNPのメンバーによるシュプレヒコールは「内戦時の言葉遣いへの回帰だ」とこれらの政党は非難した。
内務省の許可を得て行われたSSNPのデモは、複雑で極めて深刻な政治的こう着状態の中で行われた。
今回のデモは、4日間にわたりシリアのバッシャール・アサド大統領の写真が掲げられ、アサド大統領を応援するシリア人労働者や難民が一部のレバノン市民に乱暴を受けた事件後に行われた。
SSNPのデモは、イスラエルの占領からレバノン南部が解放されたことを記念する枠組みの中で行われた。
祝賀の先頭に立っていた党はヒズボラで、ヒズボラの支持者は国境地帯に広がっている。
それらの群衆は、レバノン国旗とヒズボラの旗を振って車やバイクを走らせ、イスラエルのシンボルが付いた鉄製のゲートを壊した後、ナクーラの町に向かった。
レバノンの国会議長ナビーフ・ベッリ氏は月曜日、「意図的に危機が繰り返し作り出され、迅速な対応がとられないままなら、レバノンは崩壊する」と警告した。
ベッリ氏は、「支持派も反対派も決定的な局面の危険性を感じるべきだ」と呼びかけた。
ベッリ氏は政治勢力とNGOに対し、「祖国の利益よりも個人の利益を選ぶという一部の人々からレバノンを解放し、我々の政府の問題は100%内部にあることを認識するよう」求めた。
ベッリ氏は次のように述べた。「唯一の解決策は、フランスのイニシアチブに従って、前提条件なしに、超党派的な、3分の1を成して妨害する能力を持つ政党が存在しない挙国一致内閣を樹立することだ。そして、その政府の唯一の行動計画は、レバノンに住むレバノン人とアラブ人同胞の信頼を回復することであるべきだ」
政治活動家のナウファル・ダウ氏はアラブニュースに対し、「レバノンで起きていることは、シリアとイランによるレバノン占領という主要な問題から注意をそらすための発煙弾に過ぎない」と語った。
ダウ氏は、「ここ数日で起こったことは、問題の根幹を覆い隠し、人々の注意をそらすための試みだ」と説明した。
ダウ氏は加えて次のように述べた。「レバノンの誤った地域的・国際的な位置づけに関連する主要な問題を認めず、我々がシリア・イランのシステムの一部であり続ける限り、解決策はなく、誰も我々を助けようとは思わない」
「国際社会は我々に改革と汚職撲滅を求めている。これは我々自身が解決すべき問題だ」
「しかし、国際社会に対して我々はイランに占領されていると言えば、レバノンの問題が外国に対する処遇を中心とするものになってしまう」
SSNPのデモは、やがて武器を持たない軍事パレードへと発展していった。
党員はマスクで顔を覆い、黒とカーキ色の服を着ていた。
デモに参加した群衆が、レバノン軍団(LF)のサミール・ジャアジャア党首に対して、1982年にバシール・ジェマイエル元大統領が殺されたのと同じ方法で殺すと脅迫するシュプレヒコールを叫んでいる動画がソーシャルメディア上で拡散した。
司法評議会は、SSNPのメンバーであるハビブ・アル・シャルトウニ氏に対し、ジェマイエル氏殺害の罪で死刑判決を下した。
LFは声明の中で、「デモで使用されたシュプレヒコールは殺害を明確に認め、はっきりと殺害を呼びかけるものだった」と述べている。
LFは、「祝賀の責任者を相手取って」管轄当局に訴えることを発表した。
自由愛国運動の党首ゲブラン・バシル議員も非難の声に加わった。
バシル氏は、「どのような殺害の呼びかけも非難されるべきことだ。殺害の呼びかけは戦時の言葉遣いへの回帰で、衝動を煽ることは国家の原則を損なうため、受け入れられない」と述べた。
さらにバシル氏は、「我々は民兵的行動への回帰を拒絶しており、民兵的行動を正当化する余地はない。殉教者に対する敬意、特に殉教した共和国大統領に対する敬意は義務で、殉教者は我々全員にとっての殉教者だ」と述べた。
LFで外交部の責任者を務めるリチャード・クユムジャン氏は、シリアによる支配を誰もレバノンに取り戻すことはできないと警告した。
クユムジャン氏は、「アサド氏の支持を唱えたすべてのシリア難民はシリアに帰れ。我々は無法地帯の国としてあり続けることはできない」と呼びかけた。
未来運動のロラ・アル・タバシュ議員は、「ベイルートでの準軍事的なパレード、道路の閉鎖と市民への威嚇、侮辱と暗殺の告白、別の暗殺を示唆する脅迫」を非難した。
Twitterでタバシュ議員は問いかけた。「起こったことについて、司法機関や治安機関はどういう立場をとるのか。主権の旗を掲げる政権は、戦争の局面を再現することについて、どのような立場をとるのか」
元大統領の息子のナディム・ジェマイエル議員は、「バシールは40年経った今でも彼らを恐れさせている」と述べた。
進歩社会党は、「市民の平和とその要件の尊重は、内戦を終結させ国民和解の基礎を築いたタイフ合意の最も重要な柱の1つであり、何よりも遵守されなければならないものだ。手遅れになる前に政府樹立問題を解決する緊急の必要性を関係者が認識することを望んでいる」と述べた。
レバノン人は「毎日耐え難い抑圧を経験している」と同党は付け加えた。
モハメド・ファフミ内務大臣の報道担当事務所は、SSNP内の分裂について言及した。
同事務所は、「党内の一部のメンバーは、儀式的な集会を行うための許可を内務省から取得し、内務省の条件に従うことを約束した。党内の他のメンバーは、許可申請者が党を代表していないという理由で、この要求に異議を唱えた」と述べた。
ファフミ内務相の事務所は、「内務省は政党内の紛争には干渉しない」と付け加えた。