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ヒズボラに拘束されていたジャーナリストが解放、レバノン当局に引き渡される

ベイルートの日刊紙ナウ・レバノンの記者であるキナストン氏は、ドイツのフリーランス・ジャーナリスト、ステラ・メナー氏と一緒に拘束された。(出典:フェイスブック)
ベイルートの日刊紙ナウ・レバノンの記者であるキナストン氏は、ドイツのフリーランス・ジャーナリスト、ステラ・メナー氏と一緒に拘束された。(出典:フェイスブック)
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29 Jun 2021 06:06:24 GMT9
29 Jun 2021 06:06:24 GMT9
  • イギリスのマーティン・ロングデン駐レバノン臨時代理大使は、事件を関知して以降、レバノン当局と連絡を取り合ってきたと述べ、キナストン氏は現在当局と一緒にいると語った
  • ナウ・レバノンの編集主任のアナ・マリア・ルカ氏は、「彼ら(ヒズボラ)は彼の携帯電話とパスポートを要求し、取材許可証では不十分だった」とツイートした。

アラブニュース

ロンドン:報じられているところによると、イギリスのジャーナリスト、マット・キナストン氏は、レバノン南部で同国の燃料危機を取材中に、ヒズボラのメンバーを名乗る男たちに拘束された。

ベイルートの日刊紙ナウ・レバノンの記者であるキナストン氏は、ドイツのフリーランス・ジャーナリスト、ステラ・メナー氏と一緒に拘束された。

イギリスのマーティン・ロングデン駐レバノン臨時代理大使は、事件を関知して以降、レバノン当局と連絡を取り合ってきたと述べ、キナストン氏は現在当局と一緒にいると語った。

「これは依然として深刻で、厄介な事件です:ジャーナリストはその正当な職務の遂行を妨げられてはなりません。報道の自由は、レバノンの民主主義にとって極めて重要です」と、ロングデン氏はツイートした。

「マット氏が解放されたことを嬉しく思うと同時に、イランが支援するヒズボラの手によってこのような状況下に置かれ、嫌がらせを受けながら働いている彼や全ての同僚には同情する他ありません」と、アラブニュース・フランス語版のシニア・エディターは述べた。

28日これまでに、ナウ・レバノンの編集主任のアナ・マリア・ルカ氏は、「彼ら(ヒズボラ)は彼の携帯電話とパスポートを要求し、取材許可証では不十分だった」とツイートしている。

「彼の携帯電話が恐らく取り上げられる前に、彼は『私には彼の携帯電話を取り上げる権利がある。彼の同意がなくても携帯電話を奪う権利がある』と言っている男性の声を録音したボイスノートを送ってきました」と、彼女は続けた。

「彼が特にこのガソリンスタンドを取材対象に選んだのは、彼らがレバノンの治安部隊を呼び出して、立ち往生した運転手らとの緊迫した状況を解決してもらおうとしていたからです。彼らは#ヒズボラにジャーナリストから守ってもらっているとは言っていませんでした」と、彼女は付け加えた。

ルカ氏によると、メナー氏は返信が途絶える前の現地時間午後4時頃、友人に自分の位置情報を送ることに成功していた。最後に確認できた所在地は「空港通りのオルファン・ガス・ステーション」だった。

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