
アラブニュース
ドバイ:イランの支援を受けた組織が弾道ミサイルと爆発物を搭載した3機のドローンでサウジアラビア南部の地域を標的にしたことを受けて、米国がサウジアラビアに対するフーシの最新の攻撃を非難した。
米国務省近東局はまた、軍事行動を停止し、イエメンの紛争を終結させる停戦を約束するよう、フーシ派に求めた。
「我々はイード・アル・アドハーの平穏な期間が明け、フーシ派がサウジアラビアを攻撃したことを非難する。フーシは、イエメン戦争の終結を後押しするために、不安定化させる行動を止め、直ちに包括的な停戦を約束しなければならない。今こそ交渉に戻り、紛争を終わらせる時だ」と、同米国政府機関がツイッターに投稿した。
米国のイエメン担当特使のティム・レンダーキング氏は先に、戦争で荒廃した国の紛争を解決することの重要性を強調した。
「米国は、イエメンが真の意味で危機を脱して平和と安全に向かえるよう支援するこの取り組みに携わっている。停戦は1つのステップに過ぎない。我々はそこから構築し続けなければならない」と、特使が中東の安全保障に関するフォーラムの1つで述べた。
アラブ連合軍のジェット機の援護を受けたイエメン政府軍と同盟部族は25日、2月以来「最大かつ最も激しい」フーシ派のマアリブへの攻撃を撃退した。
イエメン軍の司令官によると、ここ数日の衝突やアラブ連合軍の空爆により、200人以上のフーシ派民兵が死亡したと、あるイエメン軍司令官が述べた。