
アラブニュース
リヤド:米国防長官は来週アラビア湾岸を訪れ、カブールからのアフガニスタン人避難を支援した国々に謝意を表明する。
ロイド・オースティン国防長官は記者会見で、「アフガニスタンの民間人を救い、保護するために多大な努力をしてくれた」パートナー諸国に感謝すると語った。
「我々は、アフガニスタンからの避難者を湾岸地域とヨーロッパにある中継基地内の仮設住宅から移動させ、新たな生活を始められるようにするための緊急対応チームである」と彼は付け加えた。
アメリカが撤退する中、タリバンが国の支配を取り戻すための電撃的攻撃の一環として首都を掌握した後、湾岸諸国はアメリカがカブールから自国の空港を通じて外交官と外国人たちを避難させるのを支援した。
ジョー・バイデン大統領はクウェートの、エミール・シェイク・ナッワーフ・アル・アハマド・アル・ジャービル・アル・サバーハ首長殿下に電話をかけ、アフガニスタンからの人々の安全な退避を促がすという「人道的役割」を果たしアメリカの避難計画に貢献したことについて、同国に謝意を表明したと、クウェート通信社が報じた。
アントニー・ブリンケン国務長官は、バーレーンとカタールの外相と話をし、アメリカ国民、アフガニスタン人、その他アフガニスタンからの避難者たちを安全に移動させるための「絶大な努力」に対する謝意を表明した。
オースティン国防長官は、アメリカは「米国史上最大の民間人退避を完了」させ、約6,000人のアメリカ国民と、計124,000人以上の民間人を避難させた。そしてこれは新型コロナウイルスのパンデミックの中、そして増大する深刻な脅威に直面する中で遂行された」と述べた。