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レバノン代表団が10年ぶりにシリアを公式訪問へ

レバノン政府関係者が土曜日にダマスカスを訪問し、シリア領内を経由したガスの輸入計画について協議することになっている。(ファイル/AFP)
レバノン政府関係者が土曜日にダマスカスを訪問し、シリア領内を経由したガスの輸入計画について協議することになっている。(ファイル/AFP)
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04 Sep 2021 12:09:23 GMT9
04 Sep 2021 12:09:23 GMT9
  • レバノンのエネルギー省関係者によると、両国はヨルダンとシリアを経由した天然ガスの輸入計画について協議するという
  • レバノンがシリア経由でエジプトからガスを輸入できるようにした2009年の協定を回復させることが狙いだという

ダマスカス: レバノンの政府関係者は土曜日にダマスカスを訪問し、内戦が続くシリア領内を経由したガスの輸入計画について協議する予定となっているが、これは10年に及ぶ内戦の中で初めての公式外交訪問となる。

代表団のメンバーにはガジ・ワズニ財務大臣、レイモンド・ガジャールエネルギー大臣、アッバス・イブラヒム治安局長、ゼイナ・アカール(国防大臣、外務大臣、副首相を兼任)等がいることがシリア情報省から記者団に送られてきた案内状に記載されていた。

情報省は、午前10時30分(グリニッジ標準時午前7時30分)にシリア側の国境でファイサル・メクダッド外相の出迎えを受けることになっていると説明する。

レバノンのエネルギー省の関係者によると、レバノンのエネルギー危機を緩和するためにヨルダンとシリアを経由した天然ガスの輸入計画について協議するという。

レバノンがシリア経由でエジプトからガスを輸入できるようにした2009年の協定を回復させることが狙いだと消息筋は話す。

レバノンはシリアとの外交関係を維持してきたが、2011年の内戦開始以来、いわゆる不干渉政策を採用しており、公式な取引は減少していた。

近年、レバノンの治安当局者や政治家が何度かシリアを訪問しているが、ほとんどが個人的な立場か、バッシャール・アサド大統領の政権支持政党を代表する形での訪問だった。

そうした訪問者の中にはイランが支援する強力なヒズボラの代表者もいる。ヒズボラは内戦の初期段階からアサド軍とともにシリアで戦ってきている。

昨年11月、ダマスカスで開催されたロシア主催のシリア難民の帰還を議論する会議に、レバノンからも小規模な代表団で参加している。

レバノンがヨルダンとシリア経由エジプトから電力や天然ガスを確保することに関してワシントンが支援を合意したとレバノン大統領府が先月発表しているが、今回の代表団の訪問はそれに続くものだ。

シリア政府との公式な取引を禁止し、以前レバノンがエジプトからの天然ガス調達を試みた際の障害となっていた欧米による経済制裁を緩和してもよいとの考えが米国にあることを示唆している。

600万人以上の人口を抱えるレバノンは、世界銀行から現代で世界最悪との烙印を押された経済危機に見舞われている。

中央銀行は燃料を含む基本的な物品を輸入する外貨の拠出にさえ苦労しており、そのため燃料不足となり、一日当たり22時間にも及ぶ計画停電を実行する事態になっている。

AFP

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