
アラブニュース
リヤド:イエメンのアラブ連合軍は水曜日、戦略都市マアリブ近郊の2つの地区で、フーシ派民兵の「構成要素」を標的とした攻撃を24時間以内に26回実施したと発表した。
アラブ連合軍によると、アル・ジャワとアル・カッサラでの軍事作戦で、82人以上のフーシ派戦闘員らが死亡し、11台の軍用車両が破壊された。
また、アラブ連合軍は発表した声明の中で、フーシ派によるの暴力から民間人を守るため、イエメン軍への支援を継続するとしている。
アラブ連合軍がマアリブ周辺への攻撃を発表して以来連日攻撃が行われており、今回の攻撃は発表から10日目となる。これまでのフーシ派の死者数は合計で約1,300人にのぼると報告されている。
今回発表された攻撃のほとんどは、石油資源が豊富なイエメン北部に位置し、国際社会に承認された政権の最後の拠点であるマアリブから約100キロ離れたアブディヤで行われた。
アル・ジャワはアブディヤの南に約50km、アル・カッサラは北西に約30kmに位置している。
水曜日の政権側の軍関係者によると、フーシ派は、政権側の部隊との衝突の中、アル・ジャワの戦線で「小さな前進」をしたという。
フーシ派は、2月にマアリブ奪取のための大規模な攻撃を開始し、休止期間をへて、9月から攻撃を再開している。
(AFPと共同)