
モハメド・アブ・ザイド
カイロ:エジプトのアブドゥルファッターハ・エルシーシ大統領はリビア情勢に関するパリでの国際会議の参加者に対し、「明白で拘束力のある時間枠」の中で「リビアに駐留するあらゆる形式の外国軍を退出させる」支援を行う、「明確で曖昧さのない」立場を取るよう促した。
エルシーシ大統領はエジプトが、リビアが国家機関を統一する手助けをし、リビアの人々が自身らの将来を決定することができるよう、支援をする用意ができていると繰り返した。
大統領はまた、リビア内外の関係国に対し、目標に向けた進展を阻害するような試みを慎むよう牽制した。
またリビアの人々に対し、「あなたがたの自由な意志によって国家を創るために、違いを乗り越えて問題を解決しましょう」と促し、「必要なときにはいつでもエジプトの支援を受けることができます。あなたがたの安全、あなたがたの選択や大志を支援します」と付言した。
さらにエルシーシ大統領は、リビア全域における包括的な発展を達成するため、富の公平な分配を呼びかけた。