
アラブニュース
ドバイ:12月15日までに新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を完了していない外国人労働者は国外追放を含む政府の厳格な措置の対象になる。
国営通信社ペトラはヨルダンの内務省が「この判断は、公衆衛生の保護が目的だ。外国人労働者へのワクチン接種促進は、将来彼らを感染症や病気の伝染から守ることにつながると知ってもらわなければならない」との声明を出したと報じている。
外国人労働者は、滞在許可証や労働許可証を提示することなく、無料でワクチン接種を受けられる。
合計4,142,489人が新型コロナウイルス感染症の予防接種の1回目を受け、3,754,055人がすでに2回目の接種も済ませていると保健省の広報担当者は述べた。
保健当局は水曜日に5,047人の新規感染者が確認されたことを発表した。ヨルダンの感染者数は958,990人になり、現在56,991人が治療中だという。
ヨルダンの当局は先日、「デルタ変異株の感染者数と入院者数が増えたことで」コロナウイルスの第3波に入ったと宣言していた。第2波が発生したのは今年の第1四半期である。
当局は、コロナウイルスのオミクロン変異株が出現した南アフリカとその他のアフリカ諸国6カ国からの旅行者の入国を禁止した。この変異株は南アフリカで初めて検出された。