
アラブニュース
ロンドン:ヨルダンのアイマン・サファディ外務大臣は日曜日、米国のジョン・ケリー気候問題担当特使と会談し、環境保護と気候変動への対策について話し合った。
ヨルダンの国営通信社ペトラが伝えたところによると、「サファディ氏とケリー氏は、王国と米国の戦略的パートナーシップの重要性を強調し、両国間の協力関係を強化する方法を検討した」という。
サファディ氏は、米国が王国に提供している援助と経済発展への支援を賞賛し、地域の危機を解決し平和と安定を獲得するために、王国が主導的な役割を果たすことの重要性を強調した。
ケリー氏は、ヨルダンは米国の強力かつ不可欠な同盟国であり、地域の課題を克服し、安全、安定、平和を実現するためにアブドッラー2世が主導する重要な役割と努力を評価していると述べた。
また、同氏は環境保護、気候変動問題への対応、クリーンエネルギーと水源の開発など、ヨルダンに対する米政府の支援を改めて表明した。
米国務省は声明で、「今回の政府関係者との会談は、11月に開催される国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)後の世界的な気候変動対策を加速させることを目的としている」と述べている。
また、ケリー特使が、排出量の削減と気候変動への適応のために地域がどのように協力できるかを議論するだろうと付け加えた。