
モハメド・アブ・ザイド
カイロ:エジプト政府が実施した世論調査によると、新型コロナウイルスワクチンの接種を希望しない人が減少している。
内閣の情報・意思決定支援センターが実施した世論調査によると、希望しない人の割合は10月の22.4パーセントから11月には17.4パーセントに低下した。政府はワクチンの普及に役立つ傾向を把握するために、定期的に世論調査を実施している。
ワクチン接種反対派の割合が低下したのは、地下鉄の駅など、さまざまな場所でワクチンを接種できるようになったのと時を同じくしている。
また、政府は、ワクチンを未接種で72時間前以降にPCR検査を受けていない人が、国の施設に入場するのを禁止するようになった。
11月の世論調査では49.7パーセントの人がワクチン接種済みと回答し、前月から約17パーセント増加した。
保健省のホッサム・アブデル・ガッファ報道官は、エジプトでの新型コロナウイルスワクチンの投与回数が4800万回以上になったことを発表した。
アブデル・ガッファ氏によると、保健省では医療スタッフの他、高齢者や慢性疾患の罹患者など疾病に最も脆弱な人たちへのブースター接種を間もなく開始する。
12月12日、エジプトでは863人の新型コロナウイルス感染者と45人の死亡が報告された。