
ドバイ:アラブ首長国連邦(UAE)保健省は、新型コロナ感染症対策としてシノファームが開発した、組み換えタンパクワクチンの緊急使用を承認した。2022年1月から追加接種(3回目接種)用ワクチンとして一般提供されるという。
保健省は27日に国営メディアで声明を発表し、UAEのグループ42と中国国薬集団(シノファーム)の子会社、中国生物技術股份有限公司(CNBG)による合弁会社がワクチンの製造・流通を担うと述べた。
シノファームCNBG製の不活化ワクチンの接種をすでに2度受けた人々も対象に含めた治験を、UAEにて実施済みという。
UAEでは27日、新規感染者1732名・死者1名と報じられた。当局によると、人口約1000万人の約91%がワクチンの完全接種を済ませているという。
ロイター