アラブニュース
ドバイ:クウェート政府は、新型コロナ感染者の急増と新変異株「オミクロン」の発生を受け、モスクと結婚式における感染対策措置を再実施することとなった。
クウェート国営通信社(KUNA)の報告によれば、モスクを訪れる礼拝者は社会的距離を保ち、マスクを着用することが義務付けられるという。また、礼拝マットは持参し、身体的接触を避けるよう求められるとのことだ。
さらにモスク関係者は、説教や礼拝の時間にはドアや窓を開けておく必要がある。また、金曜日の午後の説教には15分の時間制限を設けなければならないという。
1月9日からは、結婚契約式への出席ができるのは6名までとなる。
また1月9日から2月28日までは、密閉空間でのあらゆる集会が禁止される。
クウェート政府の発表によると、2万7,541件の新型コロナ抗体・抗原検査を新たに実施したうち、過去24時間の感染者数は2,413人であったという。同国の累計感染者数は42万5,455人で、回復者数は41万2,749人、死亡者数は2,469人となっている。