
アラブニュース
ドバイ:アブダビの民間敷地を狙ったフーシ派による攻撃は、巡航ミサイルやドローンを含む多数の武器によって実行された、とアラブ首長国連邦(UAE)のユセフ・アル・オタイバ駐米大使は述べた。
3人が死亡し、他7人が負傷した17日の攻撃で、ミサイルが使われたとUAEが発言したのは初めてのことだ。
フーシ派民兵が発射した多数のドローンと弾道ミサイルは、アブダビ国営石油(ADNOC)が所有する貯蔵施設近くで3つのタンカーの爆発を引き起こした。
また攻撃時には、アブダビの建設現場で火災も発生した。
アル・オタイバ駐米大使は、UAEがいくつかのミサイルを迎撃したと語った。
それ以前に大使は、民兵集団のテロ組織再指定を支持するよう米国に呼びかけていた。
今回の攻撃に反応したジョー・バイデン米国大統領は19日、フーシ派の国際テロ組織への再指定を政権が検討していると述べた。
UAEは「ずいぶん昔にイエメン戦争を撤退」しており、フーシ派をテロ組織へ戻すにあたり、「戦闘中でない国への攻撃は非常に明確な理由となる」と、オタイバ大使はJINSAへのコメント内で述べた。