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リヤド:ドバイの首長でもあるシェイク・ムハンマド・ビン・ラーシドUAE副大統領が、ドバイ国際博覧会のUAEパビリオンでイスラエルのイツハク・ヘルツォグ大統領と面会した。国営メディアのWAMが1月31日に伝えた。
シェイク・ムハンマド殿下は、初めてUAEを公式に訪問したヘルツォグ大統領を歓迎した。両者は経済・ビジネス・投資面での将来的な協力について話し合った。
また、科学・技術分野での協力や、今後の地域の発展や国際的な発展を支える他分野での協力を強化することについても議論した。共通の関心事や世界的な回復を加速する国際的な努力なども話題に上がった。
殿下はイスラエルが博覧会に参加する意義について語った。そして「世界の大きな潮流が平和的な共存および専門性や資源の共有に基づいて、より良い未来を形成しようとする」中で、190以上の国々とともに参加することで複数分野での協力への道が開かれたと述べた。
大統領は公式訪問の一環として、ミハイル夫人ともにアブダビのシェイク・ザーイド・グランド・モスクを訪問した。
その際、UAEのムハンマド・アル・カジャ駐イスラエル大使とイスラエルのアミール・ハイエク駐UAE大使のほか、数人のイスラエル高官が大統領に随行した。
シェイク・ザーイド・グランド・モスク・センターの館長であるヨウシフ・アル・オバイドリ博士が、建物内や外部回廊を案内して回った。
WAMが報じた声明によると、一行はセンターの文化見学担当職員からモスクのメッセージについて説明を受けた。それは「今はなき国の創設者の豊かな遺産から生じる、共存や寛容の概念や文化に対する開かれた姿勢を強調するもの」だという。
一行はモスクの歴史や部材、およびイスラム芸術・建築の美についても学んだ。
見学の最後にはセンターの2つの展示物が大統領に紹介された。
1つは「Spaces of Light」で、同賞の受賞作品が展示されている。「Spaces of Light」は、センターがグランド・モスクの美しさや視覚文化を祝福するために毎年開催している写真コンテストである。
もう1つは「Houses of God」で、シェイク・ザーイド・グランド・モスクも含めた、イスラムの歴史の中の祈りの場を取り上げている。