ロンドン:2020年のベイルート港爆発事故に関連してインターポールに指名手配されていたポルトガル人の男が水曜、サンティアゴで逮捕された。チリ警察が発表した。
警察の声明によると、男の身元は明かされておらず、スペインから空路でチリの首都に到着し、逮捕後マドリードへの便で送還されたという。
警察当局のクリスタン・サエズ氏によると、男は200人以上の死者を出した2020年8月の爆発事故に関連する「爆発物」をレバノンへ密輸した疑いで指名手配されているとのこと。
サエズ氏によると、このポルトガル人の男はチリ捜査警察の捜査官に呼び止められたという。
ベイルート港の爆発によりレバノンの首都の近隣一体が荒廃した。当局は爆発の原因を、危険な状態で何年も保管された後に発火した硝酸アンモニウム肥料の輸送に関連すると判断している。
AP