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60%近くの在外レバノン人有権者が議会選挙へ参加

2022年5月8日、フランスのパリで行われたレバノン議会選挙で票を投じた在外レバノン人(左)。(ロイター/クローテル・アチ)
2022年5月8日、フランスのパリで行われたレバノン議会選挙で票を投じた在外レバノン人(左)。(ロイター/クローテル・アチ)
5月15日の議会選挙でシーア派ヒズボラグループとアマル運動の候補者を支援するため、ベイルートの南郊で2022年5月9日に集会を開催するレバノンの若者たち。(イブラヒム・アムロ/ AFP )
5月15日の議会選挙でシーア派ヒズボラグループとアマル運動の候補者を支援するため、ベイルートの南郊で2022年5月9日に集会を開催するレバノンの若者たち。(イブラヒム・アムロ/ AFP )
5月15日の議会選挙でシーア派ヒズボラグループとアマル運動の候補者を支援するため、ベイルートの南郊で2022年5月9日に集会を開催するレバノンの若者たち。(イブラヒム・アムロ/ AFP )
5月15日の議会選挙でシーア派ヒズボラグループとアマル運動の候補者を支援するため、ベイルートの南郊で2022年5月9日に集会を開催するレバノンの若者たち。(イブラヒム・アムロ/ AFP )
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10 May 2022 07:05:37 GMT9
10 May 2022 07:05:37 GMT9
  • 海外投票はイランで始まり、米国で終了した

ナジャ・フーサリ

ベイルート: 5月15日の議会選挙に先立ち、国外に居住するレバノン人有権者の60%近くが投票に参加した、と関係者は月曜日に述べた。

外務省は、登録有権者225,000人ののうち、128,000人から130,000人のレバノン人国外居住者が投票したことを発表した。

在外レバノン人投票者の割合が56%近くになった2018年には、82,000人の登録有権者中およそ46,000人が投票した。

選挙手続きの監視員らは、在外レバノン人投票率が「期待に応えるものではなかった。在外選挙に登録した人々は投票を個人的に望んでいた。それなのに、その望みを後から放棄してしまったようだ」と述べた。

イランで金曜日に始まった在外選挙は、米国西海岸の最後の投票所で月曜日の夜明けに終了した。

投票率が最も高かったのは84%に達したシリアで、最も低かったのはイラクである。

「この選挙サイクルは良い割合です」と、外務省の国外居住者関連業務ディレクターであるハディ・ハシェム氏は述べた。

ハシェム氏は、2018年の選挙に続いて2度目となった今回の在外選挙の過程について、「58の国々と205の大規模センター、598の投票所、2,000人を超える従業員、そして昼夜の別なく働いた250人の外交官を巻き込んだ、レバノン近代史上最大の物流事業」と解説した。

海外票は、日曜日の全国投票が終了した後、集計のためベイルートへ送られる。

この選挙プロセスは、128人の国会議員を選出することになる。海外投票率からは、日曜の選挙へ支持者を集めるために困難な週になることが予想される。

同省は月曜、ロシア分を除いて、空路輸送のDHLで投票箱が返還されるのを待った。

ロシアではDHLが利用できないため、レバノンのショーキ・ブー・ナサール駐モスクワ大使は、火曜日の夜明けに投票箱を直接ベイルートへ届けることになっている。

投票箱は、日曜夜の仕分けに備えて中央銀行へ預けられる予定だ。

投票者一覧の事前開示によると、アラブ首長国連邦およびフランス在住者の投票率はおよそ70%に達していた。ドイツでは59%、英国で75%、北米でおよそ50%、オーストラリアでおよそ54%だったことが分かった。

監視員らは、投票開催の準備に入る今週のレバノンが選挙で盛り上がることを予測している。木曜に行政職員の投票が開催され、その後日曜に一般市民による選挙が続く。

投票に参加する人々は、在外投票の影響、そして選挙への参加率が均衡を乱して予期せぬ結果を導き出すかどうかの試算を始めている。

「ベイルート対決」一覧の選挙機械責任者であるサリム・ディアブ元議員は、選挙機械が在外投票箱を通じて投票者の傾向を把握することはできなかった、とアラブニュースに語った。

「私たちが現在手にしているのは投票率に関する数字です。投票者が誰に投票したかではありません。今、それを知ることは困難です。しかし誰もが変化を引き起こす一因となり得ます」

ディアブ氏は、適切と思われる人物を誰でも選ぶ自由を人々に与え、選挙人名簿を通じて多くの選択肢を提供したのは、未来運動党の政治活動を中断したサアド・ハリーリ前首相だと指摘した。

「ですがベイルートの有権者ムードを追跡調査した結果によると、選挙戦は2つあるいは3つの名簿間で争われることになりそうです。この戦いには、現時点から日曜までの間に大変な努力が求められます」と彼は付け加えた。

木曜には、公的機関の職員15,000人の投票が予定されている。

給与価値の崩壊と生活水準の荒廃を踏まえて、悪化の一途をたどる生活環境がどの程度彼らの選択に影響を及ぼすのかは不明である。

しかし、彼らのうち数千人もが伝統的な政党に所属しているか、あるいはそれらの政党によって政府機関で雇用されている。

レバノン民主選挙協会(LADE)は、協会の監視員らが「複数の場所で問題となっている、一部の政党が有権者へ圧力をかける事例」を記録したと発表した。

LADEによる月曜の報告は、在外選挙中に起こった違反の疑いを要約したものだった。

この種の違反行為を犯した団体には、「アマル運動、ヒズボラ、自由愛国運動、レバノン軍団、イスラム慈善事業協会」が含まれている。

海外投票の激しさが集中していたのは、ベイルートの第1および第2地区、第3北部地区、そしてシューフおよびアレイ地区の名簿だ。監視員らはこれらの地区が、権力者らが党派的および宗派的な切り札を出そうと試みたにもかかわらず、変化と反対勢力の利益になるものと考えている。

この二極化は火曜日、南部ヒズボラとアマル運動の名簿の筆頭候補者であるナビーフ・ビッリー議会議長が演説する時、明らかになるだろう。

ヒズボラのハッサン・ナスラッラー書記長は、南部、ベイルート南部郊外、そしてバールベック=ヘルメル県の政党支持者へ、党とその協力者を支援するよう促している。

書記長は、「レバノンおよびこの地域の抵抗軸は敵対する外国の計略に直面しており、この選挙戦はレジスタンスとその武器のための運命を決する戦い」であると主張した。

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