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米国主導の連合軍、シリアでダーイシュの最高幹部を拘束したと発表

(AFP通信/資料写真)
(AFP通信/資料写真)
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16 Jun 2022 01:06:59 GMT9
16 Jun 2022 01:06:59 GMT9
  • 標的は「シリアで同組織の最高指導者の1人になった、経験豊富な爆弾製造者であり、まとめ役」だと、連合軍の声明は発表した。

ベイルート:米国主導の連合軍は、16日早朝の作戦中に、シリアのダーイシュのグループの最高幹部を拘束したと発表した。

連合軍は、3年前にこのジハード主義組織が戦場で敗北して以降、反政府的な攻撃を行っている同組織のメンバーを標的とした襲撃や空爆を行っている。

「拘束された人物は、シリアで同組織の最高指導者の1人になった、経験豊富な爆弾製造者であり、まとめ役であると評価された」と、声明は述べ、作戦中に民間人への危害も、航空機への被害も発生しなかったと付け加えた。

連合軍は、16日の襲撃がシリアのどの地域で行われたのか、明らかにしなかった。

トルコが支援する別のシリア反政府勢力の報道官は、16日、ロイター通信に対し、連合軍はトルコ国境のすぐ南にあるアル・フマイラ村でヘリコプターによる空爆を行い、この種のものとしては同地域で初の作戦となったと語った。

トルコの支援を受けるシリア国民軍(SNA)の報道官のユセフ・ハムード少佐は、米国製のヘリコプター、チヌークとブラックホークが関わったが、正確な状況は現時点では不明だと述べた。

これはSNAの支配下にある地域で「初めて行われた(米国による)ヘリコプター着陸作戦だ」と、少佐は述べた。

同地域の反政府勢力とつながりがある情報筋によると、作戦中に衝突が発生したという。

米軍の特殊部隊は2月、ジハード主義組織タハリール・アル・シャーム(HTS)が支配するシリアのイドリブ県でヘリコプターによる空爆を行い、ダーイシュの指導者アブイブラヒム・ハシミ・クラシ容疑者の死亡につながった。

クラシ容疑者は、2019年に米国による襲撃中に自爆して同じく死亡した、創設者アブ・バクル・アル・バグダディ容疑者の死後、同組織を率いていた。

ロイター

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