Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter
  • Home
  • 中東
  • イスラエル議会解散へ、ラピード外相が首相就任へ

イスラエル議会解散へ、ラピード外相が首相就任へ

エルサレムで開かれた週間閣議に出席するイスラエルのナフタリ・ベネット首相(右)とヤイール・ラピード外相。(AFP通信)
エルサレムで開かれた週間閣議に出席するイスラエルのナフタリ・ベネット首相(右)とヤイール・ラピード外相。(AFP通信)
Short Url:
21 Jun 2022 01:06:37 GMT9
21 Jun 2022 01:06:37 GMT9
  • 来週、国会で投票が行われ、その後、ラピード氏が首相に就任する予定である。
  • 右派、リベラル派、そしてイスラムのアラブ系政党による政権は、当初から脆弱なものであった。

エルサレム:イスラエルのナフタリ・ベネット首相とヤイール・ラピード外相は、議会を解散し、新たな選挙を実施することで合意し、その間にラピード氏が首相に就任すると、地元メディアの報道を受け、当局者が明らかにした。

来週、国会で投票が行われ、その後、ラピード氏が首相の座に就くことになる、と同関係者は述べた。ラピード氏とベネット氏は、午後8時(日本時間18時)に声明を発表する予定である。

両者は2021年6月、2年間の政治的行き詰まりを経て、予想外の連立を組み、ベンヤミン・ネタニヤフ前首相の歴代最長の統治に終止符を打った。

右派、リベラル派、そしてイスラムのアラブ系政党による政権は、当初から脆弱なものであった。

議会で過半数割れし、イスラエル・パレスチナ紛争や国家・宗教問題などの主要政策で意見が分かれたため、一部の議員が連立を断念し、8派閥連合は分裂し始めたのである。

こうして同政府の議会における過半数はすぐに失われた。

ロイター通信

特に人気
オススメ

return to top